冬賞与、減少率最大の9.3%
厚労省調査によると、2009年11月から今年1月までに支払われた冬のボーナスは、平均38万258円で1990年の調査開始以来、初めて40万を下回りました。前年冬と比べた減少率は9.3%と過去最大でした。
減少率を業種別にみると製造業の14.8%(平均支給額43万7406円)、卸売・小売業の11.0%(同27万7112円)などで、全14業種のうち、増加したのは建設業など3業種だけでした。
厚労省は大幅減の理由として、世界的不況を受けた企業の人件費抑制に加え、「ボーナスが極端に低いパートや派遣など、非正規労働者の増加も影響した」とみているようです。