介護休業は3分割可能に、育休は要件緩和となりました
雇用保険関連法案が参議院本会議で全会一致により可決、成立いたしました。
内容は、以下のとおりとなります。
・介護休業給付金が8月より賃金の40%から67%に引き上げられ、来年1月より休業を3回に分けて取得できるようになり、年5日の介護休暇も半日単位で取れるようになります。
・育児休業が来年1月より非正規労働者の要件も緩和されるほか、養子縁組を希望する里親・3歳未満の子を実子として引き取る特別養子縁組の場合も取れるようになります。
マタニティハラスメント対策が強化されます。
・雇用保険料の料率が下がります
一般事業の場合
労働者負担 5/1000 → 4/1000
事業主負担 8.5/1000 → 7/1000
農林水産・清酒製造事業
労働者負担 6/1000 → 5/1000
事業主負担 9.5/1000 → 8/1000
建設事業
労働者負担 6/1000 → 5/1000
事業主負担 10.5/1000 → 9/1000
・65歳以上で就職した人も雇用保険への新規加入が来年1月より認められ、失業給付や介護休業給付金の受給が可能となります