地域別最低賃金額改定の目安について

2019年度の地域別最低賃金引上げ額の”目安”が発表されました。
ランクごとの引上げ額の目安は、以下の通りです。

　・Ａランク(東京，愛知，大阪など6都府県)：28円
　・Ｂランク(静岡，三重，広島など11府県) ：27円
　・Ｃランク(北海道，新潟，岐阜，福岡など14道県)：26円
　・Ｄランク(青森，沖縄など16県)：26円

目安通りに決定した場合の最低賃金の全国加重平均は901円となり、引上げ額の目安は全国加重平均で過去最高の
27円になります。
東海三県の最低賃金は、愛知県：926円，岐阜県：851円，三重県：873円となります。

今後は、各地方最低賃金審議会でこの答申を参考にしつつ、地域における賃金実態調査や参考人の意見等も踏まえた
調査審議の上、答申を行い、各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定することとなります。