裁量労働制の対象拡大断念

安倍首相は働き方改革関連法案に盛り込む予定だった裁量労働制の拡大について、法案提出を断念する事を表明した。

裁量労働制の拡大にあたっては、厚労省が作成したデータに不備が判明するなどの問題が発生していた。

また、時間外労働の上限規制、同一労働同一賃金、脱時間給制度については引き続き今国会での成立を目指すことをとなった。

野党は裁量労働制のみではなく、脱時間給等についても取り下げを要求するとともに、労働時間調査の再実施を求める方針。