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定年再雇用後の給与減額 札幌大学2審も敗訴

札幌大学の教授・元教授が定年後再雇用で大幅に給与を下げたのは、違法だとして減額分の賃金及び慰謝料を求めていた裁判で、札幌高裁は、1億400万円の支払いを命じた1審判決を支持、大学の控訴を棄却した。

 

札幌大学では少子化に伴う経営環境の悪化を理由に、就業規則を改定し、定年再雇用後の年俸の引き下げを行っていたが、佐藤道明裁判長は「最大4割もの大幅な減額で不利益は重大。経過措置や代償措置を全く講じておらず、合理的とは言えない」と判断した。

 

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