10月以降の最低賃金について(速報)
2024年7月下旬に、厚生労働省の中央最低賃金審議会は、全国平均の最低賃金(時給)の目安を、50円引き上げるよう答申しました。この目安を参考にして、都道府県ごとの地方審議会が具体的な金額を決めることになります。
すでに、多くの都道府県の審議会が、50円程度の引き上げを答申しています。愛知県の審議会は、県内の最低賃金を1077円とするよう答申書をまとめ、愛知労働局長に提出しています。現行の1027円から50円の引き上げとなり、過去最大の引き上げ幅となります。
目安通りの引き上げとなれば、最も高い東京都が1163円、最も低い岩手県が943円となり、全都道府県で900円を超えることになります。
決定後の最低賃金は、10月1日以降に順次適用されます。
今後も、最低賃金に関する情報を配信させていただきます。